全日本吹奏楽コンクールでの快挙

芸術の秋が深まるこの季節、全日本吹奏楽コンクールが行われました。全国から強豪校が集まり、厳しい練習を積み重ねた素晴らしい演奏が繰り広げられた模様です。その結果、我が松戸市から金賞受賞の報が。それも、松戸市からは二校の受賞となり、喜ばしい限りです。

実は、今回金賞を受賞した松戸第四中の吹奏楽部は、つい数か月前まで塾長を務めていた個別指導塾で、学習指導していたメンバーがおり、喜びの表情に胸が熱くなりました。四中の吹奏楽部は、すでに全国レベルの強豪校として知られる存在。その分、練習も非常にハードで休日には遠征も繰り返すなど、勉強との両立が大変でした。

東葛エリアには、中学校だけでなく高校でも市立松戸高や市立柏高など、強豪校がひしめきます。市立松戸高は24時間テレビで合唱部が出演する等、部活動が盛んです。子どもたちの成長に貢献する部活動は、教育的に非常に意義深いのですが、一方で部活に熱中するあまり、勉強に手が回らないようになると、悩ましい状況に。

勉強に充てる時間も限られることが多いため、カリキュラムが決められている集団塾では、付いて行くのがやっとになることも。やはり個別指導で限られた時間を有効に活用することが、部活生には必要になることが多いと思います。まさに時間との闘いであることも考慮して、効果的な学習ができるかどうかが、部活生を指導する上では必須な認識です。

当たり前のことですが、子どもたちの指導に関わる立場のスタッフは、勉強だけでなく人格形成に影響を与える部分にも目を向けて、日々子どもたちと接する必要があります。そうなると、多くの塾に見られるように、指導を学生アルバイトに任せっきりという訳にはいきません。指導のプロがしっかりコミットした状態にあるかどうかが、塾選びのポイントです。

話が脇道に反れてしまいましたが、第四中の吹奏楽部の快挙を前に、とにかく子どもたちの頑張りを応援したいと改めて思いました。残念ながら、おめでとうの一声を直接掛けてあげられないのが歯痒いのですが、新たな出会いを通じて更なる可能性を伸ばすお手伝いをしたいと考える今日この頃です。

普通の子が大きく変わる学習のすゝめ

プロ講師としての経験をもとに、普通の子が大きく伸びる学習を提案します。

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